これぞ80年代の黄金コラボ!!ミニファミコンにジャンプバージョンが登場

ゲーム

こんにちは、レトロゲーム大好きAibarです。

ようやくミニファミコンの販売が再開され店頭で気軽に購入できるようになったところですが、間髪を入れずにミニファミコンの新しいバージョンが発売されました。

その名も「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ50周年記念バージョン(以降ミニファミコン ジャンプバージョン)」です。

ミニファミコン ジャンプバージョンとは

80年代に多くの方が洗礼を受けたであろう「ファミリーコンピュータ」と「週刊少年ジャンプ」のコラボアイテムです。

基本的な機能はミニファミコンそのままですが、収録されているタイトルが週刊少年ジャンプに関連した20タイトルに変更されています。

それだけではなく、本体カラーが金色となっておりジャンプバージョンのスペシャルな雰囲気を醸し出しています。

ミニファミコン ジャンプバージョンの4つの特長

その1:手のひらにのるミニサイズ

初代のファミコンのデザインはそのままに、6割ほどのサイズに縮小されています。

手のひらにのる大きさであまり場所を取らないので、ちょっと飾っておくのもいいと思います。ミニファミコンの通常バージョンやミニスーファミと一緒に並べたくなりますね。

その2:週刊少年ジャンプ関連の20タイトルを収録

週刊少年ジャンプに関連したファミコンゲームを20タイトル内蔵しており、ゲームの差し替えなどなしにホームメニューから選択してプレイすることが可能となっています。

基本的にROMカートリッジのタイトルですが、「キン肉マン キン肉星王位争奪戦」のみディスクシステムのタイトルとなっています。

その3:HDMI接続でくっきりキレイな映像

初代ファミコンは映像出力がRF出力だったこともあり、にじんだような画質でお世辞にもキレイとは言えませんでしたが、ミニファミコンでは時代に合わせてHDMI接続になっています。

HDMIケーブルでテレビと接続するだけと非常に簡単ですし、デジタル出力なのでくっきりとしたキレイな映像でプレイすることができます。

RF出力:初代ファミコンはRFモジュレータという白い箱を介して、アナログテレビの1chまたは2chに映像を出力していました。

その4:いつでもセーブが可能

ミニファミコンでは好きなタイミングで「中断ポイント」を作成し、「中断ポイントリスト」に登録することでセーブをすることができます。

この機能はゲームごとのセーブ機能の有無とは関係なく使用することができます。

プレイ中にセーブしたいタイミングで本体の「リセットボタン」を押すとホームメニューに戻り、先ほどまでプレイしていた場面が「中断ポイント」として画面左下に表示されます。

ホームメニュー(左下の羽が付いているのが中断ポイント)

ここで「↓」を押し「中断ポイントリスト」を開いて登録すると、次は「中断ポイント」からプレイを再開できるようになります。

「中断ポイント」はゲームごとに4か所まで登録できます。

中断ポイントリスト登録

ミニファミコン ジャンプバージョンにはパスワードセーブのタイトルも多数収録されているので、「中断ポイント」を使ったセーブができるのは嬉しいですね。

良かったところ

システムの完成度が高い

ミニファミコンの通常バージョンの時からですが動作は安定していますし、ゲームの再現度も非常に高いですね。プレイしていて引っかかるような違和感もありません。たぶん、フレームレートも60fps出ていると思います。

あとメニュー等のユーザーインターフェースもよく出来てますね。

リセットボタンで「中断ポイント」を作成してから「中断ポイントリスト」に登録するまでの流れがテンポよく、操作していて気持ちいいぐらいです。

こういった細かな部分の作りこみは、さすが任天堂といったところでしょうか。

気になるところ

人にオススメできるゲームが少ない

ミニファミコンの通常バージョンは「スーパーマリオブラザーズ」や「ドクターマリオ」などの任天堂のタイトルをはじめとして、他の人にオススメできるゲームが多数収録されていましたが、ジャンプバージョンだとまず原作を知っていることが前提になるので、誰にでもススメられるタイトルは少ないですね。

「ドラゴンクエスト」に関しては原作があるタイトルではないので比較的勧めやすいですが、システムが古くプレイしづらいのであえてファミコン版じゃなくてもいいかなという気がします。

コントローラーのサイズが小さい

ファミコンは本体の両サイドにコントローラーをセットするようになっていたため、本体サイズと同時にコントローラーのサイズも小さくなっています。

それほどプレイしにくいという感じはないのですが、細かい操作はやりづらいですね。あと長時間プレイしていると段々と力が入って手が痛くなってきます。

外観

パッケージ

週刊少年ジャンプをモチーフにしたデザインとなっており、厚み以外はほぼ同じサイズとなっています。

パッケージの側面から両さんがのぞいていたりするなど、チョットした遊び心がいいですね。

パッケージの内容

内容物は以下のようになっています。

  • ミニファミコン ジャンプバージョン 本体
  • USBケーブル
  • HDMIケーブル
  • 取扱説明書

ミニファミコンの通常バージョンと同じでACアダプターは別売りとなっています。ただACアダプターに関しては5V/1.0Aの出力で大丈夫なので、スマホ用のもので代用できます。

取扱説明書は新しくデザインされているものの、初代ファミコンの頃の雰囲気があります。

取扱説明書

本体

デザインは完全にファミコンそのものですが、通常なら白の部分が金色となっています。金色といっても少しざらついたつや消しなのでパチモン的な感じもなく、落ち着いていて存在感があります。

ROMカートリッジ取り出し用のレバー、ROMカートリッジコネクターのフタ、コントローラー接続端子のフタはダミーとなっています。

本体上面

コントローラーには元から金色が使われているので、金色の本体と合わせてもさほど違和感はないですね。

本体左側

2プレイヤー側のコントローラーはマイクとマイクボリュームがダミーとなっています。

本体右側

背面にはHDMI端子と電源用のUSB端子(Micro B)があります。

本体背面

ミニファミコン 通常バージョンとの比較

基本的にはカラー以外の違いはないようです。

細かな違いですが、ジャンプバージョンの「FAMILY COMPUTER」と書かれている部分をよく見ると、週刊少年ジャンプの海賊マークが描かれています。

ホームメニュー

電源を入れると表示されるメニュー画面です。

タイトルリストからゲームを選択してプレイすることができます。また画面上部のメニューバーから設定変更などができるようになっています。

画面

画面モードの変更画面です。3種類の画面モードから選択できます。

画面モード 詳細
アナログテレビ RF出力でアナログテレビに接続した映像を再現したモードです。にじみや走査線の揺れを再現しており、少しぼやけた感じの映像となります。
4:3 昔のファミコンの画面比率(4:3)を再現しています。
ピクセルパーフェクト 1つ1つのピクセル(ドット)が正方形となる画面モードです。
ミニファミコンのピクセルパーフェクトってどういう意味?
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設定

各種設定や本体の初期化を行う画面です。

各種設定 詳細
オートプレイデモ 操作せずにしばらく置いておくと、ゲームのデモが表示されます。
自動シャットダウン 操作しない状態で1時間経過すると、状態を保存して電源が切れます。
画面焼け軽減 操作しない状態で5分経過すると、画面焼け軽減のために画面が暗くなります。

権利表記

著作権など権利関係の文言が表示されます。

説明書

説明書ページへのリンクが記載されています。

このページから説明書のPDFファイルをダウンロードすることができます。

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン 説明書 | 任天堂
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョンの説明書をダウンロードいただけます。

収録タイトル(50音順)

1. 暗黒神話 ヤマトタケル伝説

2. キャプテン翼

3. キャプテン翼Ⅱ スーパーストライカー

4. キン肉マン マッスルタッグマッチ

5. キン肉マン キン肉星王位争奪戦

6. 魁!!男塾 疾風一号生

7. 赤龍王

8. 聖闘士星矢 黄金伝説

9. 聖闘士星矢 黄金伝説 完結編

10. 天地を喰らう

11. ドラゴンクエスト

12. ドラゴンボール 神龍の謎

13. ドラゴンボール3 悟空伝

14. ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人

15. ファミコンジャンプ 英雄列伝

16. ファミコンジャンプⅡ 最強の7人

17. 北斗の拳

18. 北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝

19. まじかる☆タルるートくん FANTASTIC WORLD!!

20. ろくでなしBLUES

まとめ

ミニファミコンのジャンプバージョンは、リアルタイムで原作を読んでいたりゲームをプレイしていた方であれば楽しめると思いますが、それ以外の方にはなアイテムですね。

私の場合はリアルタイムでプレイしたタイトルがたくさんあったので勢いで購入しましたが、記憶が美化され過ぎていたのか面白いと思えるタイトルがあまりありませんでした。正直なところ購入しなくてもよかったかなという感じですね。

通販だと少し価格が高くなっているようですが、すぐにプレイしたいというのでなければちょっと待ってから購入したほうがいいんじゃないでしょうか。

店頭で見かけることもあるので、すぐに定価で買えるようになると思います。

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