前回の外観レビューから、ちょっと時間が立ってしまいましたが、引き続き「Ulefone Armor」の操作レビューをやります。

Ulefone Armor 操作レビュー
言語選択
デフォルトでは言語設定が英語になっているので、まずは日本語に切り替えます。
ホーム画面
アイコンはグレーを基調とした落ち着いた色合いです。
ドロワーアイコンを押すとこんな感じ。
Androidのデフォルトアプリが、必要最低限入っています。FMラジオのアプリはイヤホンをアンテナ代わりにしてラジオを聴くことができますが、海外仕様なのか87.5MHz以上しか設定できません。
関西ローカルな話ですが、FM802やFM OSAKAといった放送局は受信できないので、ラジオを聴くときはRadikoなどのアプリを使いましょう。
設定
設定に関しては、ほぼAndroidのデフォルトです。普段からAndroidを使い慣れていれば、操作で迷うことはないでしょう。
「Ulefone Armor」独自の設定は「SOS Setting」ぐらいですね。端末の右側面にある「SOSボタン」を長押しすると、ここで登録した番号にSMSを送る機能です。
メモリとストレージ
メモリは3GBあるので、かなり余裕あり。
ストレージはアプリが最低限しか入ってないので、120MBほどしか使ってません。こちらもかなり余裕あり。もし、足りなくなってもMicroSD(128GBまで)を挿せば大丈夫。
実はタッチパネルでホームボタンを使うことができる
ボタンを押してないのに、勝手にホーム画面に戻ったりすることがあって、ちょっと気になってたんですが、いろいろ触ってみて原因が判明しました。
実は写真の赤枠で囲った部分がタッチパネルになっていて、その下側にある物理ボタンと同じ動作をするようになってるんです。これってどこにも説明がないので、誤動作してるように感じますね。
物理ボタンだけでなく、タッチでも操作できるのはユーザーフレンドリーでいいと思うのですが、どこかに説明を書いておいて欲しいです。
完全防水だが水中では使いにくい
あと、水に濡れた状態で使えるか試してみましたが、なかなか厳しいです。
ちょっと濡れたぐらいならタッチパネルの操作ができるんですが、写真のように画面全体が濡れたような状態だと全く反応しません。逆に水がかかった勢いでタッチパネルが反応したりするので、水の中ではほぼ使えないと思ったほうがいいです。
唯一カメラだけは側面のボタンでシャッターがきれるので、水中でも使うことができます。
カメラ機能
カメラはあまり使えないですね。画質も色合いもイマイチで、明るい場所でのスナップ写真程度ならなんとか使えるかなという感じです。
カメラの機能に関しては特に独自機能もなく、素のAndroidカメラアプリです。
ちょっと暗いところだとホワイトバランスがおかしい。
ベンチマーク
ベンチマークを走らせてみましたが、ミドルレンジの下のほうの性能です。
ちょっとゲームをプレイしてみた感じだと、モンストやツムツムといった辺りなら全然問題なしですが、3D系のゲームなんかはキツイ気がします。
使用した感想
しばらく使ってみましたが、拍子抜けするほど普通に使える端末でした。
外観からすると、とんがった印象もありますが、アプリなども目立ったカスタマイズはされておらず、中身はほぼ素のAndroidです。カメラとCPUがちょっと弱いものの、基本機能がしっかりしており、メモリやストレージといった部分もまあまあ余裕があるので普段使いにも向いてます。
もちろん、防水防塵や耐衝撃といった特徴を生かして、アウトドアでも使えますよ。
外見的にはあまり不満な点はないですが、欲を言えば中身をもう少し頑張ってほしいですね。同じようなセグメントの端末で、京セラのTORQUEに入っているようなオリジナルのアプリがあればいいなと思います。
そういった部分を考慮しても、「Ulefone Armor」はオススメできますね。ゴツいデザインさえ気に入れば買っても不満はでないと思います。
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