オリジナル派にオススメ。復刻版セガコントローラーを使ってみた

ゲーム

こんにちは、レトロゲーム大好きAibarです。

メガドライブミニの予習として実機をプレイする機会が増えたんですが、6Bパッドのヘタリが気になっていたので、Amazon.com復刻版コントローラーを購入してみました。

Amazon.com: Retro-Bit Official Sega Genesis Controller 6-Button Arcade Pad for Sega Genesis - Original Port (Black) : Video Games
Buy Retro-Bit Official Sega Genesis Controller 6-Button Arcade Pad for Sega Genesis - Original Port (Black): Accessories - Amazon.com ✓ FREE DELIVERY possible o...

復刻版セガコントローラーとは

北米のレトロビット社(retro-bit)セガと公式にライセンス契約を結び、製造を行ったコントローラーです。

メガドライブ(ジェネシス)用およびサターン用があり、オリジナルのコントローラーと同等の品質であることを謳(うた)っています。

SEGA Genesis 6-Button Arcade Pad(メガドライブ用)は14.99ドル(約1,700円)でカラーは「ブラック」「クリアブルー」

SEGA Saturn 8-Button Arcade Pad(サターン用)は19.99ドル(約2,300円)でカラーは「ブラック」「スレートグレー」です。

ちなみに「スレートグレー」は灰色っぽいクリアで、クールパッドと同じカラーリングと言えば昔からのサターンユーザーには通じるでしょうか。

クールパッドはサターン販売当時にキャンペーン景品となっていたコントローラーで、白サターン用コントローラーの白地の部分が灰色のクリア素材に変更されたものです。

SEGA Genesis 6-Button Arcade Pad(メガドライブ用)

外観

メガドライブといえば黒ということで、今回は「ブラック」を購入しました。

海外版の6ボタンコントローラーがベースとなっており、日本版の6Bパッドと比べると少し大きめのサイズです。

メガドライブの6ボタンコントローラーには、日本版(SJ-6000)と海外版(MK-1653)が存在しており、機能的には全く同じですがサイズが異なります。

操作部分のサイズはほぼ同じですが、手のひらに当たる外側の部分が大きくなっています。

コントローラー表面はオリジナル同様の梨地仕上げになっており、互換コントローラーにありがちなチープさは全く感じられません。

一つだけ気になった点を挙げるとすると、方向ボタンにテカリがありすぎてプラスチック感丸出しな部分ですね。それ以外は完璧だと思います。

ケーブルはオリジナルと同じ太さのものが使われており、結構しっかりしています。

大画面モニターでプレイする時のことも考慮してか、長さは3メートルとかなり長めです。

操作感

操作感は非常にいいです。互換機などに付属している6ボタンコントローラーと比べると雲泥の差があると思います。

方向ボタンの入り具合もオリジナル同様にスムーズで全く問題ありません。

ボタンの硬さやストロークの長さも丁度いい感じで、日本版の6Bパッドに慣れている方でも問題なく使えると思います。

復刻版Genesis(北米版メガドライブ)用コントローラーパッケージ
セガのライセンス品ということもあり、きちんと「SEGA」のロゴが入っている
裏にはセガのコピーライトマークが
海外版の6ボタンコントローラー(MK-1653)をベースとしているため、デザインおよびサイズが日本版6Bパッドとは異なる
上:日本版6Bパッド、下:復刻版コントローラー
重ねてみるとサイズの違いがよく分かる
左:復刻版コントローラー、右:日本版6Bパッド
復刻版コントローラーの方が方向ボタンにテカリがある
左:復刻版コントローラー、右:日本版6Bパッド
これは海外版と日本版の違い。よく見ると、X/Y/Zボタンの高さが異なっている
左:復刻版コントローラー、右:日本版6Bパッド
コネクター部分のデザインも海外版6ボタンコントローラーに準拠しており、日本版とは異なる

SEGA Saturn 8-Button Arcade Pad(サターン用)

外観

サターン用コントローラーのイメージはやっぱり初期型(黒サターン)のグレーなんですが、復刻版コントローラーは海外版をベースにしているのでグレーが無いんですね。

ということで、クールパッドと同じカラーリングのスレートグレーを選択しました。

サターンのコントローラーは日本版と海外版でサイズの違いはありません。

今回比較した日本版サターン(Vサターン)用コントローラーとカラーは異なるものの、形状に関しては全く違いはないです。

ただメガドライブ用と同様に方向ボタンのプラスチック感は気になりました。

ケーブルの長さは3メートルです。オリジナルのサターンコントローラーのケーブルが2メートル弱なので、1メートルほど長くなっています。

操作感

シューティングや格ゲーをプレイしてみましたが、操作感はオリジナルとほとんど同じでした。

一つだけ違うなと思ったのは、L/Rボタンを押した時ですね。

オリジナルの方はL/Rボタンを押すとタクトスイッチのカチカチという音が鳴るんですが、復刻版コントローラーはタクトスイッチの音がほとんど鳴らないうえクリック感もないです。

ボタンが反応しにくいとかではないですが、ちょっと気になります。

復刻版サターン用コントローラーパッケージ
メガドライブ用コントローラーと同様に「SEGA」のロゴあり
裏側はオリジナル同様の梨地仕上げ
日本版のサターン(Vサターン)用コントローラーとの比較
右:復刻版コントローラー、右:日本版サターンコントローラー
メガドライブ用と同様に復刻版コントローラーの方向ボタンのプラスチック感は気になる
右:復刻版コントローラー、右:日本版サターンコントローラー
カラーが異なるため分かりにくいが、6ボタン部分は全く同じと言っていいぐらいに再現されている
右:復刻版コントローラー、右:日本版サターンコントローラー
コネクター部分も完全に再現

まとめ

どちらの復刻版コントローラーも、オリジナルを忠実に再現していてかなり使いやすいです。

メガドライブ用は海外版をベースにしているので、日本版の6Bパッドと全く同じではないですがサイズさえ気にならなければオススメできるコントローラーだと思います。

価格もメガドライブ用が14.99ドル(約1,700円)、サターン用が19.99ドル(約2,300円)と安めに設定されているので手を出しやすいですね。

ただ今のところ海外でしか販売されていないのが難点でしょうか。

個人的には比較的手軽なAmazon.comでの購入がオススメなので、気になる方は以下の記事を参考にしてみて下さい。

コメント

  1. 新兵 より:

    オリジナルのサターンパッドもロットによって方向ボタンの質感が違うので、プラスチック感の強いテカりのあるロットを再現してる可能性があります。

    • Aibar より:

      コメントありがとうございます。
      なるほど、ロット違いで質感が異なるとかもあるんですね。