こんにちは、レトロゲーム大好きAibarです。
メガドラミニが発売されて一段落した感があるレトロゲーム機の復刻ですが、海外でFlashbackシリーズの新作が発表されたのでまとめてみました。
Flashbackシリーズとは
北米のAtgamesが販売しているレトロゲーム機の復刻シリーズです。
Atariの家庭用ゲーム機を復刻した「Atari Flashback」や「Atari Flashback Portable」。
それ以外にも、Genesis(北米版メガドライブ)を復刻した「Genesis Flashback」やレトロアーケードゲームを多数収録した「Legends Flashback」などがあります。
他社の復刻版ミニゲーム機(ミニファミコン、メガドライブミニなど)と同様にエミュレーターで動作しており、プレイ中に好きなタイミングで中断して再開できるセーブ機能やミスした時などにプレイを巻き戻せるRewind機能を搭載しています。
例年、ブラックフライデーやクリスマス商戦に合わせて新製品を出していて、2019年バージョンのFlashbackシリーズは間もなく発売の予定です。
ちなみに「Atari Flashback Classics」というタイトルの「PS4」「Xbox One」「Switch」向けソフトも発売されています。
Flashbackシリーズの新作(2019)
2019年のFlashbackシリーズの新作は以下の6製品が予定されています。
1 | Atari Flashback X | $59.99 |
2 | Atari Flashback Portable(2019) | $59.99 |
3 | Bandai Namco Arcade Blast! | $29.99 |
4 | Adventure Flashback Blast! | $29.99 |
5 | Star Flashback Blast! | $29.99 |
6 | Legends Flashback(2019) | $59.99 |
Atari Flashback X
1977年にAtariから発売された「Atari 2600」を復刻したミニゲーム機で、Flashbackシリーズの看板とも言える製品です。
初代の「Atari Flashback」から数えて10代目となる本製品は、一目で「Atari 2600」と分かる外観になっており、「ミサイルコマンド」や「アステロイド」「フロッガー」「テンペスト」といったタイトルなど110本を収録しています。
映像出力は最近ではスタンダードになっているHDMI出力(720p)に対応しています。
Atari Flashback Portable(2019)
3.2インチの液晶画面を搭載した、携帯ゲーム機版の「Atari Flashback」です。
2019年バージョンは80本のタイトルを収録しており、外観デザインは「Atari 2600」のフロントパネルをイメージした木目調となっています。
別売りの映像出力ケーブルを用意することでテレビなど外部モニタに出力可能となります。
ただし、HDMI出力には対応しておらずビデオ出力のみです。
Flashback Blast!シリーズ
HDMIドングル+ワイヤレスコントローラーというシンプルな構成のゲーム機です。
テーマ別にパッケージが分かれており、パッケージごとの収録タイトルは10本ほどと少なめになっています。
その分、各パッケージの価格は安め($29.99)に設定されているので購入しやすくなっています。
Bandai Namco Arcade Blast!
ナムコ(現バンダイナムコ)の往年のアーケードタイトルを10本収録。
- DigDug(ディグダグ)
- Galaga(ギャラガ)
- Galaxian(ギャラクシアン)
- Mappy(マッピー)
- New RALLY-X(ニューラリーX)
- PAC-MAN(パックマン)
- PAC-MANIA(パックマニア)
- SkyKid(スカイキッド)
- The Tower of Druaga(ドルアーガの塔)
- Xevious(ゼビウス)
Adventure Flashback Blast!
- Aladdin(アラジン)
- Burger Time(バーガータイム)
- Burnin’ Rubber(バーニンラバー)
- Donald in maui mallard(ドナルドダックのマウイマラード)
- Fix-It Felix, Jr.
- Lock’N’ Chase(ロックンチェイス)
- Maniac Mansion(マニアックマンション)
- Tetris(テトリス)
- The Jungle Book(ジャングルブック)
- The Lion King(ライオンキング)
Star Flashback Blast!
- Astyanax(ザ・ロードオブキング)
- City Connection(シティコネクション)
- Front Line(フロントライン)
- Hoops(燃えろ!!ジュニアバスケット)
- Jungle Hunt(ジャングルハント)
- Pinball Quest(ピンボールクエスト)
- Polaris(ポラリス)
- Rod Land(ロッドランド)
- Space Invaders(スペースインベーダー)
- Star Wars(スターウォーズ)
- Star Wars:The Empire Strikes Back(スターウォーズ:帝国の逆襲)
- Totally Rad(マジック・ジョン)
Legends Flashback(2019)
アーケードタイトル(ナムコ、カプコン、データイースト、ジャレコ)に加えて複数の家庭用ゲーム機のタイトルを収録しているごった煮的なゲーム機です。
2018年に発売されたバージョンは収録タイトルが50本でしたが、2019年バージョンでは倍増して100タイトル収録されています。
ただ収録タイトルリストを見る限りは、マイナーなタイトルが多めとなっています。
コンセプト的には日本国内でも販売されている「レトロビットジェネレーション」シリーズによく似た感じです。
まとめ
ファミコン以前のレトロゲームに興味がある方には「Atari Flashback X」または「Atari Flashback Portable」をオススメします。
画面のドットが粗すぎて「なんじゃコリャ」ってタイトルもたくさんありますが、サイドビューアクションの「Pitfall!」なんかは結構楽しめます。
あとレトロアーケードが好きな方なら「Legends Flashback」がいいんじゃないでしょうか。
ナムコやカプコンのメジャーどころから、データイーストのマイナータイトルまでいろいろ収録されていてお買い得だと思います。
海外向けの製品ということで気軽に購入というわけにはいきませんが、たぶんAmazon.comとかで買えると思います。
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