こんにちは、レトロゲーム大好きAibarです。
つい先日行われていた「E3 2019」で「PCエンジン mini」が発表されましたね。
そのうち出るんだろうなとは思ってましたが、意外にも早いタイミングだったのでちょっと驚きました。
「PCエンジン mini」とは
まだファミコンが全盛の1987年10月30日にNECホームエレクトロニクスから発売された「PCエンジン」を、コンパクトなサイズで復刻したゲーム機です。
ちなみに「PCエンジン」の商標は現在ではコナミとBIGLOBEが共有しており、今回はコナミデジタルエンタテインメントからの発売となっています。
PCエンジンの商標は、NECホームエレクトロニクスから巡り巡って現在コナミさんと弊社で共有しています(弊社はミニの開発や販売にはかかわってないですが)
— BIGLOBE (@BIGLOBE) 2019年6月12日
私はR-TYPE,カトちゃんケンちゃん,桃太郎シリーズをまたプレイしたい。若い方は「カトちゃんケンちゃん??」ですよね pic.twitter.com/MwXvSimkYe
「ミニファミコン」や「メガドライブミニ」など他の復刻版ミニゲーム機と同様に本体に複数のタイトルを収録しており、HDMIケーブルでテレビに接続するだけでゲームをプレイすること可能となっています。
日本国内だけでなく海外でも発売予定となっており、北米では「TurboGrafx-16 mini」、欧州では「PC Engine CoreGrafx mini」として発売されるようです。
発売日や価格は現在のところ未定となっています。

現在のところ分かっている仕様
- プレイ中いつでも中断・再開ができる「カンタンセーブ機能」に対応
- HDMI接続。複数の画面モードが用意されており、ブラウン管テレビを再現したモードも選択可能
- 別売りのマルチタップを用意すれば、最大5人同時プレイ可能
収録タイトル
現在のところ国内版・北米版・欧州版ともに6タイトルが発表されています。
追加の収録タイトルは後日発表されるようです。
国内版
ハドソン全国キャラバンの「スーパースターソルジャー」や、PCからの移植タイトル「イースI・II」、ガントレットへのオマージュとも言える「ダンジョンエクスプローラー」など良い作品ばかりが選ばれています。
タイトル | メーカー |
---|---|
スーパースターソルジャー | ハドソン |
THE 功夫 | ハドソン |
PC原人 | ハドソン |
悪魔城ドラキュラX 血の輪廻 | コナミ |
イースI・II | ハドソン |
ダンジョンエクスプローラー | ハドソン |
北米版・欧州版
日本国内では「R-TYPE I」「R-TYPE II」と2本に分けて発売された「R-TYPE」や「NINJA SPIRIT(最後の忍道)」などアーケードからの移植タイトルが収録されています。
タイトル | メーカー |
---|---|
R-TYPE | ハドソン |
NEW ADVENTURE ISLAND(高橋名人の新冒険島) | ハドソン |
NINJA SPIRIT(最後の忍道) | アイレム |
Ys BOOK I & II(イースI・II) | ハドソン |
DUNGEON EXPLORER(ダンジョンエクスプローラー) | ハドソン |
ALIEN CRUSH(エイリアンクラッシュ) | ナグザット |
収録して欲しいタイトル
個人的にプレイしたことのあるタイトルから選んでみました。
「PCエンジン」といえばマルチタップを使った多人数プレイということで、「モトローダー」「ボンバーマン’94」を収録して欲しいですね。
「PCエンジン」は家庭用ゲーム機には珍しくコントローラーが1つしか接続できなかったため、(2人以上の)多人数プレイの際はマルチタップが必須となっていました。
2人同時プレイのためだけにマルチタップ必須はマズいと思ったのか、「PCエンジン mini」はコントローラーの接続端子が2つ搭載されています。
あとCD-ROM2のタイトルからは、ぜひとも「スーパーダライアス」を収録して欲しいです。「メガドライブミニ」に収録される「ダライアス」と比べてみたいですね。
もしPCエンジンSG(スーパーグラフィックス)のタイトルが収録されるなら、「大魔界村」をお願いしたいところです。
- モトローダー
- ボンバーマン’94
- スーパーダライアス
- 大魔界村
- 改造町人シュビビンマン
- 源平討魔伝
- ニュートピア
- ネクタリス
- マジカルチェイス
- 精霊戦士スプリガン
- 超兄貴
- ときめきメモリアル
まとめ
この時期に発表があったということは、発売は年内(2019年)になる気がします。「PCエンジン」の発売日(10月30日)に合わせてくるのかもしれません。
その他、収録タイトルなど気になる部分はたくさんありますが、一番気になるのはエミュレーター部分の出来でしょうか。
タイトルごとのチューニングなども必要でしょうし、どのぐらいの完成度になるのか気になるところです。
「ミニファミコン」や「ミニスーファミ」のレベルは厳しいかもしれませんが、「プレイステーション クラシック」の二の舞にはなってほしくないですね。
9月に発売される「メガドライブミニ」はかなり出来がよさそうですし、「PCエンジン mini」にも期待をしたいと思います。
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