こんにちは、レトロゲーム大好きAibarです。
つい先日のことですが、「『メガドライブミニ 』びっくり話」において「メガドライブミニ」収録タイトルのラスト10本+αが発表されましたね。
ラスト10本に関しては、「スラップファイト」や「スノーブラザーズ」といったレアタイトル、「メガドライブミニ」唯一の洋ゲー「ロード・ラッシュII」など意外なところをついてきましたが、あまりにも淡々と発表されていくラインナップに肩透かしをくらった感じでした。
ただその後に発表された追加の2本は本当にびっくりなタイトルでした。
なんとメガドライブの新作タイトル、それも「ダライアス」と「テトリス」です。
個人的にこのアーケード版「テトリス」が収録されているだけで、「神ハード」認定です。
収録タイトル第4弾(31~40本目)
31:コラムス
これは絶対に収録されると思ってましたが、ようやく来ました。
メガドライブの落ちものパズルの代表作として「コラムス」は絶対にはずせないですね。
元となったアーケード版はもちろんですが、このメガドライブ版もよく出来てます。
ひたすら宝石を消し続けるアーケードモードに加えて、光っている宝石を消したらクリアのフラッシュコラムスモードも入っています。
また通常の2人同時プレイだけでなく、1つのフィールドに2人が交互に宝石を落としていくダブルスもプレイ可能です。

32:モンスターワールドIV
このシリーズは本当によく出来ているタイトルが多いですが、「モンスターワールドIV」もその例にたがわず良質なアクションRPGとなっています。
グラフィックが美しく、キャラクターの動きも非常になめらかです。
アーシャが宝箱を開けるときのお尻をふる仕草がかわいくて良いですね。

33:ダイナマイトヘッディー
様々な種類の頭を使って攻撃するヘッディーが主人公のアクションゲーム。
グラフィックのセンスが独特で演劇的な表現方法にもこだわりを感じます。
「ガンスターヒーローズ」のトレジャーが開発した作品ということもあり、技術的にも見るべきところが沢山あります。

34:重装機兵レイノス
シリアスなストーリーとなっており、「機動戦士ガンダム」などリアルロボットアニメの世界観が好きならハマること間違いなしのアクションシューティング。
メガドライバー向けのためか、難易度が非常に高くなっておりプレイする人を選ぶタイトルです。

35:ラングリッサーII
メガドライブのオリジナルタイトルとして発売された「ラングリッサー」の続編。
20以上のシナリオをクリアしながらストーリーを進めていくシミュレーションRPGです。
後にマルチエンディングなどを取り入れた「デア ラングリッサー」がスーパーファミコン等で発売されています。

36:アリシアドラグーン
ゲームアーツが開発したアクションシューティング。
4種類のモンスターを召喚できるアリシアを操作し、稲妻攻撃で敵をなぎ倒しながら進んでいくわけですが何気に難易度が高いです。
ダメージ制ですが何も考えずにプレイしていると、あっという間にゲームオーバーになってしまいます。
武器となっている全自動照準稲妻は、PC版「テグザー」のレーザー攻撃を彷彿とさせますね。

37:ロード・ラッシュII
レースゲームの皮をかぶったバカゲーです。
敵を抜くだけでなく、殴って転倒させたりしながら上位を狙ってきます。
車にぶつかったりして転倒すると、走ってバイクを取りに戻ったりといった表現が非常にまぬけで笑いをさそいます。
また白バイが走っているそばで転倒すると捕まって罰金を取られたりと、レース以外の表現に力が入っているのが特徴です。

38:スラップファイトMD
「グラディウス」タイプのパワーアップ方式を採用している縦シューティングで、同じ東亜プラン開発の「大旋風」と同様に敵キャラが地上物のみとなっています。
元が縦画面シューティングということもあり移植に際して少し画面が狭くなっていますが、内容はかなり忠実に再現されています。
またステージ構成などが一新されたスペシャルモードが追加されており、完全オリジナルの作品としても楽しむことができます。
BGMは「ザ・スーパー忍」「ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌」の古代祐三氏が担当。

39:スノーブラザーズ
「スラップファイトMD」と同様に東亜プラン開発のアーケードタイトルの移植です。
固定画面のアクションゲームで、雪玉で敵を固めて蹴とばして倒すという単純なルールとなっており、蹴とばした雪玉に敵を巻き込むとアイテムや寿司(得点アイテム)が出現します。
非常に分かりやすく、気軽にプレイすることができる作品です。

40:ロードモナーク とことん戦闘伝説
元となるのは「イース」「ソーサリアン」などで知られている日本ファルコムのPC向けタイトルで、メガドライブ版は大宮ソフトが開発を担当。
自国の領土を増やし、敵の国を攻略していくリアルタイムシミュレーションです。
ユニットに命令を出したり、税率を変更したりといろいろ戦略を立てながら各マップをクリアしていきます。

追加収録タイトル(41、42本目)
追加で発表された2本はメガドライブの新作タイトルとなる「ダライアス」と「テトリス」でした。
41:ダライアス
アーケード版は3画面の専用筐体でしたが、それを1画面のメガドライブに移植したタイトルです。
ただ単純な移植ではなく、アーケード版では11体だったボスが26体に増えています。つまり全26ステージに異なるボスが用意されていることになります。
実は過去に同様のコンセプトの移植版である「スーパーダライアス(PCエンジン版)」が発売されており、今回のメガドライブ版はこれを参考にしたうえで独自のアレンジを加えているようです。
これはメガドライバーだけでなく、「ダライアス」ファンも注目のタイトルですね。

42:テトリス
大ヒットしたアーケード版テトリスのメガドライブ移植版です。
過去に発売予定だったメガドライブ版「テトリス」ですが、任天堂との権利関係の問題で発売中止となっていました。
その幻のタイトルが「メガドライブミニ」に収録されるということで、当時メガドライブ版を待ち望んていたユーザーの一人として、この大英断に拍手を送りたいですね。
実際に収録されるのはM2が新たにメガドライブ向けに開発した完全新作で、現在の開発技術によってアーケード版「テトリス」の完全移植を実現しています。

タイトル | メーカー |
---|---|
重装機兵レイノス | メサイヤ |
コラムス | セガ |
アリシアドラグーン | ゲームアーツ |
スノーブラザーズ | テンゲン |
スラップファイト | テンゲン |
ロード・ラッシュII | EAビクター |
モンスターワールドIV | セガ |
ロードモナーク とことん戦闘伝説 | セガ |
ダイナマイトヘッディー | セガ |
ラングリッサーII | メサイヤ |
ダライアス | タイトー |
テトリス | セガ |
まとめ
今回の発表はちょっと期待はずれかなと思いながら見てたんですが、最後の最後にセガさんやってれました。
もちろん「コラムス」や「重装機兵レイノス」「スラップファイトMD」など良作がそろっており、ハズレはほとんどないです。
でもやっぱり「テトリス」ですね。正直なところ「テトリス」だけのために「メガドライブミニ」を購入しても間違いはないと思います。
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