こんにちは、レトロゲーム大好きAibarです。
これまで「メガドライブミニ」の収録20タイトルが発表されていましたが、5月16日の電撃PlayStation Liveにおいて新たな10タイトルが発表されました。
今回は3人以上の多人数プレイに対応したタイトルも含まれており、メガドライブミニに対応したUSBハブをマルチタップとして使用できることが発表されています。
収録タイトル第3弾(21~30本目)
今回はまずカプコンのタイトル3連発です。
21:大魔界村
まずはカプコンのアーケードタイトルをメガドライブに移植した「大魔界村」です。
後に「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を開発する中裕司氏がメガドライブへの移植を担当しており、アーケード基板との性能差を感じさせない良移植となっています。
スペックや容量の問題で色数が少なかったり、グラフィックが省略されていたりしますが、プレイ感覚はアーケード版と遜色ない出来です。

22:ストリートファイターIIダッシュプラス CHAMPION EDITION
格闘ゲームブームのはしりとなった「ストリートファイターIIダッシュ」のメガドライブ移植版です。
24Mビットという当時としてはかなり大容量のロムを使用し、アーケード版のオープニングデモも再現されていました。
「ストリートファイターIIダッシュ」 の移植版としては最後発となったこともあって、「エキサイトモード」という名の「ストリートファイターIIダッシュターボ」モードが最初から用意されており、11段階(★0個~10個)のスピード調整が可能となっていました。

23:ロックマンメガワールド
ファミコンで発売されていた「ロックマン」「ロックマン2」「ロックマン3」を1つにまとめたタイトルです。
基本はべた移植ですが多少のアレンジが入っており、メガドライブのスペックに合わせてグラフィックやサウンドがパワーアップしています。
小ネタですがメガドライブミニに収録されるのはテラドライブバージョンのようです。
メガドライブでプレイすると処理落ちする箇所が、テラドライブでプレイすると普通にプレイできたようで、メガドライブミニには処理落ちしないバージョンを収録しています。
テラドライブはPC/ATパソコン(いわゆるDOS/V)とメガドライブが合体した複合マシン。
メガドライブ部分には10MHzで動作するMC68000が搭載されており、通常のメガドライブ(8MHz)よりも高いクロック周波数となっている。

24:ゴールデンアックス
剣と魔法といったファンタジー世界が舞台となったベルトスクロールアクション。
マッチョなキャラの見た目どおり武器を使った肉弾戦がメインとなっていますが、シーフが落とす青いツボを集めることで魔法を使うことも可能です。
2人協力プレイが可能ですが、味方を攻撃することもできるので意外なところでプレイが盛り上がったりします。

25:ザ・スーパー忍
忍者ジョー・ムサシが主人公のサイドビューアクションゲーム。
ダメージ制ですが、即死のワナがあったりと難易度はかなり高めとなっています。
数多くのセガタイトルに楽曲を提供している古代祐三氏が音楽を担当しており、「ザ・スーパー忍」の世界観を作り上げるのに一役買っています。

26:ファンタシースター 千年紀の終りに
海外では「Phantasy Star IV」という名前で発売された、ファンタシースター4部作の完結編的な作品です。
オーソドックスなストーリーにきちんと調整されたゲームバランスと、メガドライブでは数少ない万人にオススメできるRPGです。

27:ストーリー オブ トア ~光を継ぐ者~
「ザ・スーパー忍」や「ベア・ナックルシリーズ」の音楽を担当した古代祐三氏が代表を務めるエインシャントが開発したアクションRPGです。
トップビュータイプのRPGにしては珍しく「しゃがみ」や「ジャンプ」といった操作やコマンド入力技があるなど、アクションの比重が高いゲームとなっています。
ちなみに続編の「THOR 精霊王紀伝」がセガサターンで発売されています。

28:タントアール
ミニゲームを多数収録した作品です。
規定数のミニゲームをクリアすることでステージクリアとなるルールで、全4ステージとなっています。
このゲームはメガドライブミニに対応したUSBハブを使って4人同時が可能となっています。

29:パーティークイズ MEGA Q
テレビのクイズ番組を模したオーソドックスなクイズゲーム。
途中にCMが入ったりするなどテレビの番組進行を意識した内容です。
パーティークイズという名前からも分かるように、多人数プレイが可能となっており5人同時プレイが可能となっています。
難易度もそこそこでみんなで楽しむことができますが、一つ気になるのはクイズゲームの宿命とも言える時事問題ですね。
収録されている問題の作成が1993年6月ということなので、普遍的な内容ならともかく当時の時代背景を知らないと答えられない問題も多数あると思います。

30:幽☆遊☆白書 ~魔強統一戦~
USBハブの件が発表された時にもしかしてと思いましたが、ついに来ましたね。
このタイトルの収録にはセガの本気を感じます。
誰もが期待しながら、版権ものということで収録は難しいだろうなと思っていた「幽☆遊☆白書 ~魔強統一戦~」です。
内容は当時流行った2D対戦格闘ゲームですが、4人同時対戦ができるなど新しいシステムが取り入れられています。
キャラクター間の能力バランスも絶妙となっており、初心者でも遊びやすい対戦格闘ゲームです。
このタイトルは本当に面白いので、メガドライブミニの発売を機に多くに人にプレイしてもらいたいですね。

タイトル | メーカー |
---|---|
大魔界村 | セガ |
ザ・スーパー忍 | セガ |
ゴールデンアックス | セガ |
タントアール | セガ |
ストリートファイターIIダッシュプラス CHAMPION EDITION | カプコン |
パーティークイズ MEGA Q | セガ |
ファンタシースター ~千年紀の終りに~ | セガ |
幽☆遊☆白書 ~魔強統一戦~ | セガ |
ロックマンメガワールド | カプコン |
ストーリー オブ トア ~光を継ぐ者~ | セガ |
まとめ
今回の発表の目玉は「幽☆遊☆白書 ~魔強統一戦~」でした。
これ一本が入るだけで、追加コントローラーの購入決定という人も多いでしょうね。
セガさんも商売が上手いな~。
他の収録タイトルも基本ハズレが無いですし、このまま最後まで発表されたらメガドライブミニはどれだけスゴイものになるんでしょうか。
収録タイトルのラスト10本は、 6月4日20時より配信の「メガドライブミニ びっくり話」にて発表される予定です。
ゲストとして作曲家の古代祐三氏も出演予定ということで、非常に楽しみです。
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