こんにちは、タフネススマホ大好きAibarです。
つい先日「CAT S40」を発売した「オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン」ですが、今度はサーマルカメラを搭載した「CAT S60」を10月に発売するようです。
「CAT S60」というとサーマルカメラが話題になったイロモノ感漂うスマホですが、タフネススマホとしてもきちんと作られています。
「CAT S60」とは
世界的な建設機械メーカーのキャタピラー社が、「CAT」というブランドで販売しているSIMフリーのタフネススマホです。
一番の特長は本体の背面についているサーマルイメージングカメラで、撮影したものの温度状態を色の変化によって視覚化することができます。
ちょっと分かりにくい例えかもしれないですが、プレデターの視界みたいな感じと言えば想像がつくでしょうか?
ちなみに、このサーマルイメージングカメラを開発したFLIRという赤外線カメラメーカーは、スマホに取り付けるタイプのサーマルイメージングカメラを発売していたりします。
(iPhone用はAppleのオンラインストアでも販売してます)
外観
一目みてタフネススマホと分かるデザインですが、あまりゴツゴツしたかんじではなくスマート(知的)な感じがします。
本体の外周は金属製のバンパーで覆われており、落下などの衝撃から保護しています。
戻るボタンやホームボタンなどの画面下のボタンは、手袋をしていても押しやすいように物理ボタンになっています。
スペック
SoC(CPU)はSnapdragon 617を搭載。メインメモリは3GB、ストレージは32GBになっています。ミドルレンジのスペックになっており、重量を気にしなければ普段使いでも問題ない気がします。
日本向けの仕様として対応バンドにはLTEの19(ドコモのプラチナバンド)が追加されています。
W-CDMAに関しては800MHzが追加されているので、たぶんバンド6と19が追加されているものと思われます。
OS | Android™ 6.0(Marshmallow) | |
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SoC(CPU) | Snapdragon™ 617 オクタコア(1.5GHz×4、1.2GHz×4) |
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メインメモリ | 3GB | |
ストレージ | 32GB | |
外部メモリ | microSD(最大128GB) | |
対応SIM | nano SIM × 2 (SIM1が4Gの場合、SIM2は2Gのみ) |
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対応バンド | 4G LTE 1/3/7/8/19/28、Cat4 3G W-CDMA 800/850/900/2100MHz 2G GSM 850/900/1800/1900MHz |
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バッテリー容量 | 3,800mAh | |
連続通話時間 | 20時間 | |
待受け可能時間 | 40日間 | |
ディスプレイ | 4.7インチ a-Si AHVA液晶(1280×720 ) | |
カメラ | アウト | 1300万画素 |
イン | 500万画素 | |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g /n | |
Bluetooth | Ver 4.1 | |
センサー | 加速度センサー 電子コンパス 近接センサー 照度センサー ジャイロ 気圧計/高度計 |
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GPS | GLONASS、GPS、A-GPS | |
重量 | 223g | |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 73.4 × 147.9 × 12.66mm |
MIL-STD-810Gに準拠
米国国防総省が定める耐久試験(MIL-STD-810G)に準拠しており、キャタピラー社のS60の紹介ページを見てみると、以下のように記述されています。
MIL-SPEC 810G, Shock and Drop, Operating Temp: -25°C (-13°F) to 55°C (131°F), Category 4 vibration
これを見る限りは、「衝撃、落下」「高温動作」「低温動作」「振動(カテゴリー4)」の項目に対応しているようです。
また、MIL-STD-810Gとは別に1.8mの高さからのコンクリートへの落下試験もクリアしています。
IP68等級の防水・防塵性能
IP68等級という最高レベルの防水・防塵性能を有しています。
水深5mで60分間浸しておいても起動可能な防水性能となっており、粉塵の侵入を完全に防護する防塵性能となっています。
その他の特長
- 直射日光下でもクリアな視認性を確保する高効率ディスプレイ搭載
- 高い透明度と強度を持つ Gorilla Glass 4 を搭載
- 3,800mAh の大容量バッテリー搭載
- 手袋のままでの使用に対応する“Glove-On Working モード”や、濡れた指での使用に対応する“Wet-Finger Tracking モード”を搭載
- 防水対応していないカバーが開いた際に、「警告アニメーション」を表示する親切設計
- 特定のアプリや動作を割り当て、一回の操作で起動できる“Programmable Key”を装備
まとめ
SIMフリーのタフネススマホには選択肢が少ないので「CAT S40」に続いて「CAT S60」も発売されるというのは非常に喜ばしいことだと思います。
ただ予想価格が9万円前後となっているので、ちょっと高過ぎですね。
あとは、Androidのバージョンが6.0(Marshmallow)というのも気になります。これから8.0(Oreo)が出るという時期にこれはないだろうという気がします。
まあ、1年以上前に発売された端末をローカライズしているだけなので、Androidのバージョンをあげたりするのは難しいんでしょうね。
と不満を並べてしまいましたが、タフネススマホとしては必要十分なスペックを持っているので、とにかく頑丈なスマホが欲しいという方におススメできると思います。
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